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今日の一局 焦
[No.77] 2008/09/01 (Mon) 04:57
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宜しくお願いします。
7手目67銀~9手目77角としましたが、これは損な指し方です。それは、67銀から組み上げていく形として雁木が最有力だと思います。(78金 69玉 57銀 58金)
しかし▲77角が入っていると▽31角から飛車先の歩に加え角までも交換する事になります。雁木の特徴としては69玉の囲いですのでどちらかと言えばバランス重視と言って良いでしょう。ですから角を持ち合った時損になる可能性が大きいのです。(穴熊と比較してみるとどっちの馬が活躍するかイメージしやすいかな)対して、77角と上がった時点では向かい飛車も出来ず、(85歩が絶対)78飛車と三間飛車にすると三間飛車最大の利点である「56歩から68銀 57銀と2手で57へ銀を運ぶ選択が出来ません。(この手順は穴熊に匹敵する囲いが出来るのが特徴)
11手目 突きたくなる気持ち分かりますが、77角としている以上 四間飛車を選択する方が、指しやすいはず。ただ自分の将棋を目指す意味では非常に積極的で善し!
15手目端を突くのがこの場合早い気がします。私なら雁木を完成させる手を急ぎます。
33手目 49金保留型で工夫が見られますね。ただ次ぎの▽62飛車から54の銀を捌く狙いが見えているので58金を入れて57銀の形で少し待ちたかった気がします。39角が気になっているのでしょうが、2筋に居れば33の角が動いた時24歩が狙えます。
35手目 金 銀 が離れていてこの68飛車は仕方がなかった かも しれませんが出来れば飛車と王を近づけたくないですよね。
43手目 同銀 44角 46歩と進めてみたいが、35角 48飛車の時 33歩が痛打。端を突いた一手が少し悔やまれる。
出て行った以上あの金を捌けないと勝ち目はなかったように思います。15歩からの仕掛けは自分の玉頭ですので出来ればそちらでの戦いは避けて(守りが金一枚であった事も含めて)3筋・4筋に飛車を運びたかったと考えます。